秘伝のタレ。

当店のタレはたまり醤油を使った甘口の濃い目画像
のタレです。このタレを創業より使った分だけ
継ぎ足し、ずうっと大切に受け継いでいます。

子供のころお店が忙しいときはよく
『タレをかけてご飯を食べときなさい。』といわれ
ました。
今思えばこのタレで育ったのかなと思います。

お店は背開きで蒸すので関東風だと思ってい
ましたが、東京のうなぎを食べたときにタレの
あっさりしているのにびっくりしました。大阪に修行していた時代に関西のうなぎも食べましたが、どちらかというとこちらの味に近い感じがします。関東風に蒸したうなぎに、どちらかというと関西風に近い濃い目のたれを付けて焼き上げるというのも地域色ということで・・

しかし濃い目のたれも長い年月によって角の取れた丸い味になっています。これだけは人の力ではどうにもならず、年月のおかげとしかいえません。ありがたいありがたい。

保坂儀造さんが書いた『鰍沢今昔繁盛記』に料理屋の播磨屋がお店を閉めるときに
画像
タレを受け継いだと書かれ
ていますが、確かに大正の
ころの鰍沢の商店の様子
には5軒隣に播磨屋さん
がありますがその真偽は
今となっては確かめる術は
ありません。

國本屋の歴史と共にあったのは確かです

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